APTF和歌山
■活動日:5月6日(火)
■活動場所:和歌山県和歌山市
山東地域(タケノコ産地)
■活動報告:
山東(さんどう)は、和歌山市の南東部に位置する、赤土に恵まれた筍の一大産地です。その昔、中国から京都等に伝わった筍。山東地区にある「西応寺」のお坊さんが、京都の修行から帰った際に、持ち帰り、広めたと言われています。
恵まれた土壌や気候で産地となった山東の筍は、その後、京都の料亭などへも出荷されるようになり、旬の時期には、新鮮な筍を求め、地元をはじめ遠方からも多くのお客様が買い求めにいらっしゃいます。産地の中心に位置する四季の郷公園周辺は、手入れが行きとどいた竹山・竹林がたくさんあります。
その山東地域にお住まいの地主さんのご好意で、毎年この季節に山を解放して下さり、タケノコの掘り方や、料理の仕方などレクチャーしていただき、その後みんなでタケノコ掘りを実際に体験し、掘ったタケノコは全部頂いています。
今年も約20人がタケノコ掘りを体験し、山のような収穫物を持って帰られました。特に今夜のおかずにとお父さんが、傾斜があり掘りにくいところを慣れない道具を持って奮闘している姿が印象的でした。その後で食べたお弁当がとてもおいしかったそうです。