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家庭教育は親子が共に育つ「共育」です

親業シニアインストラクター/平和大使教育者フォーラム会長 江畑 春治

 子供は「夢のある家庭」「苦痛を癒せる家庭」「休息のできる家庭」を求めています。家庭は親の真の愛情により、子供の「やる気」と「思いやり」の心を育てるところです。

 さて、「やる気」と「思いやり」の心を育てる場合、親の愛情が子供に真に伝わらなければなりませんが、そのためには、真の愛情の伝え方を学ばなけれ ばならないわけです。

 ここで、お父さん、お母さんに質問してみましょう。

  1. 子供に言って聞かせることばかり考え、子供の言い分に耳を傾けていますか。
  2. 尺度を自分の時代におき、自分のものの見方考え方を一方的に押し付けていませんか。
  3. 食事の時間を、小言を並べる時間にしていませんか。
  4. 兄弟姉妹や他の子供を引き合いに出して叱り、子供の自尊心を傷つけていませんか。
  5. 親の気分でその場かぎりのでまかせから子供と約束し、その約束を簡単に破り、不誠実な態度を子供に見せていませんか。
  6. 子供の学業・成績について、親の期待が高すぎていつも努力を認めないで、必要以上の失望感・劣等感を持たせていませんか。
  7. 父親の権力が強すぎたり(亭主関白)、母親の権力が強すぎたりして(かかあ天下)、両親の 愛情にかたよりを示すような空気を作り出していませんか。
 子供は自分とは別の人格であることを認識し、「やる気」と「思いやり」の心、独力で問題を解決していく子供自身の内なる力を信じることが大切です。ヒントは与えても問題の最終解決の責任を子供に残しておくことが大切です。子供が自分で問題を解決できれば、それは子供にとって最高の喜びであり、成長の糧となります。

 心当たりがあるお父さんお母さん、一方的に教えようという押しつけになっていませんか?
 家庭教育とは親子が共に育つ「共育」です。親は「教える」よりも「育てる」ことを優先すべきではないでしょうか。そのためには、言いたくなるのを抑えて、黙って聞いてあげることも必要です。それができれば子供は愛情を感じ、親子の信頼が深まります。

 「親が変われば子供が変わる」といいます。共感的聞き方によって子供に日々接することで、子供から相談してくれるような親、信頼され、尊敬され、愛される理想の親に一歩でも近づけるように努力したいものです。

(Monthly News Letter「ファミリー・プロミス」より)